ご挨拶
統合ヘルスケアイニシアティブは「年を重ねるほど幸せを実感するコミュニティ」実現のため業界・専門領域・国の壁を越えた学び合いの場として2022年4月にスタートしました。当会は今年20周年目を迎え、限られた「質」こだわったスピーカー様・メンバー様と対話を通じて社会課題・経営課題をテーマに相互に学び合ってきた「ファースト・ウェンズデー」の部会です。
高齢化社会の最先進国である日本においては、病気になってはじめて健康の大切さを実感することが多く、身も心も良い状態で健康寿命を伸ばしていくかが社会的に大きなチャレンジです。
過去3回の講演では、発酵の権威、小泉武夫先生の「食・発酵」、元厚生労働次官の辻先生による「地域再生とフレイル予防」、そしてグローバルの視点からネスレの元EVP Nandu Nandkishore 氏の「高齢化のチャレンジ」(コメンテーターにスウェーデンのカロリンスカ研究所のTorkel Falkenberg 理事)にて、ご自身の体験とネスレの事例を基に、健康の課題解決に向けて幅を広げてご参加を頂いた皆様と対話を通じて深く学び合って参りました。
今後当会はヘルスケア分野において「未病」と「エビデンス」を基にした企業間・研究機関によりエコシステム・プラットフォームの土台になるべく、メンバー間での連携を深めて参りたいと考えております。
2022年9月