グローバル・アドバイザリー・メンバー
(プロフィール)
農学博士 専攻は醸造学・発酵学・食文化論。1943年(昭和18年)福島県の酒造家に生まれる。家業を継ぐため、醸造学と発酵学を修め、現在は食文化論。1982年から東京農業大学応用生物科学部醸造科学科教授を務める。2009年3月に退任し、同年より名誉教授に就任。食物・微生物関連で特許20件を超えるほか、日本醸造協会伊藤保平賞や三島雲海学術奨励賞など多数受賞。現在、鹿児島大学、福島大学、別府大学、石川県立大、島根県立大学ほかの客員教授、発酵食品ソムリエ講座・発酵の学校校長を務める。
特定非営利活動法人発酵文化推進機構理事長、発酵のまちづくり全国ネットワーク協議会会長、「和食」文化保護・継承国民会議委員(農水省大臣官房)、食料自給率向上協議会会長(農水省大臣官房)など。食に関わる様々な活動を展開し、発酵の魅力を広く伝えている。
著書
『食あれば楽あり』(日本経済新聞社)『発酵食品礼讃』(文春新書)、『食と日本人の知恵』(岩波現代文庫)、『食の世界遺産』(講談社)、『江戸の健康食』(河出書房新社)、『醬油・味噌・酢はすごい』(中公新書)、『超能力微生物』(文春新書)、『食でたどるニッポンの記憶』(東京堂出版)、『漬け物大全』(講談社学術文庫)、『灰と日本人』(中公文庫)、小説『夕焼け小焼けで陽が昇る』(講談社文庫)、『猟師の肉は腐らない』(新潮社)、『幻の料亭・日本橋「百川」黒船を饗(もてな)した江戸料理』(新潮社)、『骨まで愛して粗(あら)屋(や)五郎の築地物語』(新潮社)、『食いしん坊発明家』(新潮社)『FT革命―発酵技術が人類を救う』(東洋経済新報)など単著は148冊を超える。また『食あれば楽あり』を日本経済新聞に29年間連続連載中。
英国医薬品評議会 議長
Unify Platform AG Senior advisor
ナイジェル・クラーク博士
ナイジェル・クラーク 氏は、政府関係の英国医薬品評議会(*General Pharmaceutical Council GPhC)の議長。2014年3月より現職。
クラーク氏は、1996年に*英国オステオパシー評議会が設立された時から2008年までの間、同評議会のメンバーを務め、2001年から2007年までは議長を務めた。また、2003年から2008年までは、* Council for Healthcare Regulatory Excellence(現Professional Standards Authority)のメンバーを務めた。
2007年には、「Independent Inquiry into a Future Professional Body for Pharmacy(薬学の将来の専門機関に関する独立調査委員会)」の議長を務め、その後、王立薬剤師会(RPS)の目論見書を作成した「Transitional Committee(移行委員会)」の議長も務めた。
クラーク氏は、Learned Lion Partnersのシニア・パートナーであり、Oxford BioElectronicsの医療研究事業、Attomarker Ltdの診断事業の取締役会の議長を務め、欧州心臓病学会のアドボカシー委員会のメンバーでもある。
*General Pharmaceutical Council (GPhC)は、イングランド、スコットランド、ウェールズにおける薬剤師の独立した規制を行う機関で、薬剤師、薬剤師の技術者、薬局施設の規制を担当する機関。
*英国オステオパシー評議会は、英国におけるオステオパシーの実践の規制当局。
*Council for Healthcare Regulatory Excellence(現Professional Standards Authority)の英国の医療専門家と英国の社会医療を規制する9つの法定組織を監督。監督する9つの機関は、カロプラティック評議会、歯科評議会、医療評議会、光学協議会、オステオパシー評議会、保健ケア資格評議会、看護・助産師評議会、北アイルランド製薬協会、医薬品協議会。
*Learned Lion Partnersは、特にヘルスケア、輸送、産業、インフラ開発を中心にスタートアップ・アーリーステージ企業に投資し、指導するために2003年に設立された投資ファンド。